QNAP TS-431P の Docker で GitBucket
だいぶ昔に「QNAP TS-431P の Docker で Kanon」で subversion のリポジトリサーバを NAS 上に構築しましたが、今回は GitBucket を構築したのでそのメモです。
上記で作成したイメージからコンテナを作成します。 あとは「作成」ボタンをクリックしてコンテナが起動すれば完了です。
正しくは BitBucket 公式のバックアップスクリプトでクローンを作ってからにすべきなのですが、自分しか使っていないので端折ってます。
Docker イメージの準備
公式に Docker が準備されていますが、そのまま起動できなかったので Qiita の記事を参考にさせていただきました。 変更点は、Docker イメージを NAS のCPUで動くものに変更したところと最新の GitBucket にしたところです。 NAS 上でビルドするとイメージが Container Station に追加されます。[~] # vi Dockerfile [~] # docker build -t gitbucket:4.39.0 ./Dockerfile
FROM tomcat:8-jre11-temurin-jammy MAINTAINER Y.K. ENV GITBUCKET_HOME /var/gitbucket RUN rm -rf /usr/local/tomcat/webapps/ROOT ADD https://github.com/gitbucket/gitbucket/releases/download/4.39.0/gitbucket.war /usr/local/tomcat/webapps/ROOT.war EXPOSE 8080 29418 CMD [ "/usr/local/tomcat/bin/catalina.sh", "run" ]
コンテナの作成
作業を始める前に、NAS の共有フォルダに GITBUCKET_HOME のマウント元を準備しておいてください。上記で作成したイメージからコンテナを作成します。 あとは「作成」ボタンをクリックしてコンテナが起動すれば完了です。
バックアップについて
NAS そのものが壊れてしまった場合に備え、GITBUCKET_HOME のマウント元に指定した共有フォルダを HBS 3 Hybrid Backup Sync で Google Drive などのクラウドにバックアップしています。正しくは BitBucket 公式のバックアップスクリプトでクローンを作ってからにすべきなのですが、自分しか使っていないので端折ってます。